オフセット印刷(創立から1980年代)

 加陽印刷は、1964年(昭和39年)東京オリンピック開催の年に創立した老舗です。創立当初はパッケージを主体としたオフセット印刷業をスタートしました。
 それから約半世紀、パッケージ印刷からカタログ・ポスターやラベル・POPの小物まで幅広く手がけてまいりました。今日では、印刷と言えばオフセット印刷と言うほど印刷方式の主流であり、カラー印刷の多くが本方式を採用し、近年のデジタル化に伴い飛躍的に発展してきました。当社におきましても、90年代初頭のデジタル化の波、すぐ後のインターネットの出現という大きな時代変革が求められました。
超薄紙を高速で印刷
超薄紙を高速で印刷


 DBパブリッシング(1990年代)

 加陽印刷は、それらの変化の中にあった1990年代は、デザインデータや組版データから単純に印刷・加工をするのでなく、商品カタログ・取扱説明書・時刻表・添付文書などをデータベース化し自動組版印刷を行うことをいち早く実践してまいりました。更に21世紀は社会がより大きく変わり、少子高齢化とともにインターネットによる宣伝媒体が紙印刷の脅威になってきました。私たちは早くからインターネット事業を手掛けていたため、印刷受注の減少をWeb関連ビジネスの受注で補っていました。


  2002年発行の「XMLシステム構築事例集」は、XMLによるデータベースパブリッシングや自動組版印刷の事例を一冊の冊子にまとめたものです。時代的に少し古かったり、大袈裟であったりする箇所はありますが、当時としては画期的であり、今もなお同様の問題を解決する方法に大きく変わりませんので、あえてご紹介するものです。


XMLシステム構築事例集
XMLシステム構築事例集


 UVオフセット印刷と印刷ネット通販(2000年代~現在)

 しかし、社会の変革の波は想像を超えて大きくなり、データーベスパブリッシングは死語になり、インターネットが独り歩きを始め印刷物が減少していきました。そこで、中小印刷業の生き残りをかけた当社の次の一手は、紙以外の印刷物を扱うことに決定し、2006年と2010年にUVオフセット印刷機を導入しました。UVオフセット印刷機により、紙以外のPP・PETなどの化成品やアルミ蒸着紙の印刷が可能となりました。
 また同時に、かねてより得意分野であるWebシステム事業をベースに、フィルム印刷専用の印刷ネット通販事業を立上げ現在に至っております。
フォルムを印刷中
PPフィルムを印刷中


 これからの印刷事業について

 永年携わってまいりました「一般オフセット印刷事業」をベースに、ここ10年来は「フィルム印刷事業」を手掛けてまいりました。
 現在の印刷需要は多岐にわたり、カタログ、添付文書、紙器などの一般印刷の他に、近年は紙製品の什器や3Dレンチキュラー大判ポスターなど展示関連商品、クリアファイルを中心としたオリジナルグッズ商品、また小ロットオンデマンド印刷など幅広ご要望にお応えしております。
 今後とも新しい印刷の形を絶えず追いかけ、ささやかでありますが社会に貢献できますよう頑張っていく所存ですので、皆さまの一層のご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。